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【解説】賃料を適正水準へ。「適正賃料」の具体的な算定根拠について
はじめに:なぜ今、賃料の「適正化」が重要なのか? 福岡市内で不動産を所有するオーナー様から、「周辺の家賃は上がっているようだが、自分の物件の賃料を上げるべきか判断できない」「値上げをしたいが、借主とのトラブルは避けたい」といったご相談が急... -
【活動報告】無料相談会の相談員を担当します@大野城市役所(11/2sun)
専門家が集結! 今回は、私を含め、司法書士、税理士、行政書士、社労士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、宅建士、FPといった、いろんな分野の専門家が勢ぞろい。 地域の皆さんが抱える「これ、誰に聞いたらいいの?」という複雑な問題に、ワンストップで... -
「スライド法」で使う指数は?│昔の家賃を現在にスライドさせる手法
継続家賃評価の悩み:直近合意時点とのギャップを埋める 不動産鑑定士として家賃の評価をする際、特に頭を悩ませるのが、長く続いている賃貸借契約の家賃、つまり継続家賃の適正水準を見極めることです。 「10年前に決めた家賃が、今の経済状況や物価、相... -
「差額配分法」の使いどころ│テナントとオーナー、どっちの言い分が通る?
はじめに:賃料交渉の「有利・不利」はどこで決まる? こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 「家賃を交渉したい」と考えたとき、オーナーさんとテナントさん、それぞれに異なる理由があるかと思います。 オーナー側:「固定資産税が上がったから家賃を上... -
【相談会】くらし・事業なんでも相談会の委員として活動します。
福岡専門職団体連絡協議会が主催する「くらし・事業なんでも相談会」に委員として参加します。 「くらし・事業なんでも相談会」について 10士業が揃っている相談会は福岡では限られており、希少な会です。 特に、弁護士さんや税理士さん等に無料で相談でき... -
「差額が大事」な理由│継続賃料では“折半”が基本だが事情にも留意
はじめに:賃料交渉の鍵を握る「継続賃料」の考え方 こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 「賃料を増減額する交渉」は、不動産賃貸経営において避けて通れない場面です。 オーナーさんからすると「固定資産税が上がったから家賃を上げたい」、テナントさ... -
「継続賃料」って何?│新規賃料と違う点を分かりやすく解説
はじめに:賃料交渉の現場で欠かせない「継続賃料」の考え方 皆さん、こんにちは。不動産鑑定士の上銘です。 家賃の適正水準を考える際、「積算法」や「賃貸事例比較法」といった手法があることをこれまでの記事でお話ししました。 これらの手法は、基本的... -
固定資産税を賃料改定の理由にできる?│オーナーが考える賃料引き上げの根拠
はじめに:賃料引き上げ、その「正当な理由」とは こんにちは!不動産鑑定士の上銘です。 不動産オーナーの皆様にとって、賃料の引き上げは悩ましい課題ではないでしょうか。 「できれば賃料を上げたいが、テナントとの関係が悪くなるのは避けたい」「どの... -
「必要諸経費等」って何を含む?│賃料計算に役立つ内訳を実務的に解説
はじめに:家賃は「コスト」を賄うためにある こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 家賃の適正水準を考える上で、オーナーさんの視点に立つ「積算法」という手法があることを、以前の記事で書きました。 積算法は、物件の価値(基礎価格)に期待利回りを... -
競合物件との比較で求める比準家賃│「賃貸事例比較法」はこう使います
はじめに:なぜ「競合物件との比較」が大事なのか? こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 事業用不動産の家賃を考える際、「積算法」がオーナー目線の採算ラインを導き出す有用な手法であることは、以前の記事の通りです。 しかし、現実の市場で家賃を決...
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