不動産鑑定士– tag –
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コラム
「スライド法」で使う指数は?│昔の家賃を現在にスライドさせる手法
継続家賃評価の悩み:直近合意時点とのギャップを埋める 不動産鑑定士として家賃の評価をする際、特に頭を悩ませるのが、長く続いている賃貸借契約の家賃、つまり継続家賃の適正水準を見極めることです。 「10年前に決めた家賃が、今の経済状況や物価、相... -
地代・家賃
「差額配分法」の使いどころ│テナントとオーナー、どっちの言い分が通る?
はじめに:賃料交渉の「有利・不利」はどこで決まる? こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 「家賃を交渉したい」と考えたとき、オーナーさんとテナントさん、それぞれに異なる理由があるかと思います。 オーナー側:「固定資産税が上がったから家賃を上... -
活動報告
【相談会】くらし・事業なんでも相談会の委員として活動します。
福岡専門職団体連絡協議会が主催する「くらし・事業なんでも相談会」に委員として参加します。 「くらし・事業なんでも相談会」について 10士業が揃っている相談会は福岡では限られており、希少な会です。 特に、弁護士さんや税理士さん等に無料で相談でき... -
地代・家賃
「差額が大事」な理由│継続賃料では“折半”が基本だが事情にも留意
はじめに:賃料交渉の鍵を握る「継続賃料」の考え方 こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 「賃料を増減額する交渉」は、不動産賃貸経営において避けて通れない場面です。 オーナーさんからすると「固定資産税が上がったから家賃を上げたい」、テナントさ... -
地代・家賃
固定資産税を賃料改定の理由にできる?│オーナーが考える賃料引き上げの根拠
はじめに:賃料引き上げ、その「正当な理由」とは こんにちは!不動産鑑定士の上銘です。 不動産オーナーの皆様にとって、賃料の引き上げは悩ましい課題ではないでしょうか。 「できれば賃料を上げたいが、テナントとの関係が悪くなるのは避けたい」「どの... -
地代・家賃
「必要諸経費等」って何を含む?│賃料計算に役立つ内訳を実務的に解説
はじめに:家賃は「コスト」を賄うためにある こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 家賃の適正水準を考える上で、オーナーさんの視点に立つ「積算法」という手法があることを、以前の記事で書きました。 積算法は、物件の価値(基礎価格)に期待利回りを... -
地代・家賃
競合物件との比較で求める比準家賃│「賃貸事例比較法」はこう使います
はじめに:なぜ「競合物件との比較」が大事なのか? こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 事業用不動産の家賃を考える際、「積算法」がオーナー目線の採算ラインを導き出す有用な手法であることは、以前の記事の通りです。 しかし、現実の市場で家賃を決... -
地代・家賃
「積算法」で家賃を考えるとは?│基礎価格と期待利回りのシンプルな関係
はじめに:オーナー目線で適正家賃を考える「積算法」 こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。 「事業用不動産の家賃」は、どのようにして決まるのでしょうか? 多くの方がまず思い浮かべるのは「近隣の相場」ではないでしょうか。 たしかに、実際に市場で... -
活動報告
【報告】福岡総合行政相談25年7月│相談員(不動産鑑定士)を担当しました
福岡財務支局が運営する「福岡総合行政相談所」の2025年7月分相談員役を任せていただきました。 「福岡総合行政相談所」について 福岡財務支局が運営する相談所で、相談料無料で弁護士や税理士など各専門家に話が聞ける仕組みです。 私は2回目の相談員役を... -
コラム
【解説】家賃の不動産鑑定│家賃の改定は新規賃料と現行賃料の差が重要、差額配分法について
不動産の鑑定評価といえば、土地や建物の価格を求めることが多いですが、実は「家賃(=賃料)」の鑑定も重要な業務の一つです。 特にオフィスビルやマンションなど、長期の賃貸借契約が前提となる不動産では、賃料の改定(=家賃交渉)の場面で、公平な家賃と...
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